パソコンがなくても大丈夫
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確定申告

パソコンがなくても大丈夫

「確定申告って、結局パソコンが無いとできないんじゃないの?」——スマホ中心で仕事をしている美容師にとって、これは切実な疑問です。

結論から言うと、売上・経費の記録から申告書の作成・提出まで、多くの部分はスマホだけで完結できます。この記事では、スマホでできること・パソコンがあった方がスムーズな場面を具体的に整理します。

個人事業主の美容師がひとりで抱える仕事

技術の仕事をしながら、経理も申告もすべて自分でこなす——ただでさえ大変なのに、「パソコンを買わないといけないかも」と思うと、それだけで気が重くなりますよね。実際には、多くの美容師が普段の連絡や集客までスマホひとつでこなしています。確定申告だけ急にパソコンが必須になる、というのは想像以上に大げさな思い込みであることが多いです。この記事で、スマホでどこまでできるのかをはっきりさせておきましょう。

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結論:スマホだけでも確定申告は完結できる

マイナンバーカードとスマホがあれば、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」からスマホで申告書を作成し、e-Tax(電子申告)でそのまま提出できます。この仕組み自体は、パソコンが無くても成立するように作られています。

作成申告書の作成はスマホのブラウザで対応
提出マイナンバーカード+スマホでe-Tax送信が可能

「パソコンが無いと確定申告ができない」というのは、数年前まではある程度事実でしたが、スマホ対応が進んだ今は状況が変わっています。以前は紙の申告書に手書きで記入するか、パソコン専用のソフトをインストールする必要がありましたが、今はブラウザさえあれば作業が完結する設計になっており、スマホもその対象に含まれています。

特に美容師のように、日中は施術で手が離せず、まとまった作業時間を確保しにくい職業にとって、隙間時間にスマホで少しずつ進められるという点は大きなメリットです。パソコンの前に座る時間をわざわざ作らなくても、通勤中や休憩時間に申告作業を進められます。

スマホでできること・年間を通じて

確定申告は3月にまとめてやる作業ではなく、年間を通じた記録の積み重ねです。日々の作業は、スマホの方がむしろ向いています。

1
売上の記録施術の合間、その場でスマホから入力できる。
2
経費・レシートの記録スマホのカメラでレシートを撮影し、そのまま経費として記録できる。
3
3月の申告書作成・提出1年分のデータが貯まっていれば、集計と申告書作成もスマホから完結できる。
ポイント: 実は一番大変なのは申告書の作成そのものより、日々の記録です。ここがスマホで完結できるかどうかが、確定申告全体の負担を大きく左右します。日々の記録アプリの選び方はサロンのアプリ選びと使い分けも参考にしてください。
スマホでできること・年間を通じて

パソコンがあった方がスムーズな場面

すべてがスマホで快適というわけではなく、状況によってはパソコンがあった方が楽な場面もあります。

場面スマホでの難易度
日々の売上・経費の入力快適(スマホの方が向いている)
大量のデータの一括確認・修正画面が狭く、パソコンの方がやりやすい
青色申告決算書の細かい数字の見直し表形式の確認はパソコンの方が見やすい
マイナンバーカードの読み取りスマホのNFC機能でそのまま対応可能

「日々の記録はスマホ、最終確認だけ知人のパソコンやスマホの大きい画面で」という組み合わせも現実的な選択肢です。無理に全工程をスマホだけでやり切ろうとせず、負担が大きい部分だけ環境を変えるという柔軟な考え方をしておくと、精神的にも楽になります。

また、タブレットを持っている場合は、スマホよりも画面が広く、パソコンほど大掛かりでもないため、ちょうど良い選択肢になることもあります。すでに持っている端末があれば、無理に新しく購入する前に一度試してみるとよいでしょう。

スマホでの確定申告、事前に準備しておくもの

スムーズに進めるために、事前に準備しておきたいものを確認しておきましょう。

事前に準備するもの
  • マイナンバーカード(読み取り対応のスマホ)
  • マイナポータルアプリの設定
  • 1年分の売上・経費の記録(日々の積み重ねが前提)
  • 各種控除証明書(国民年金・国保・生命保険等)の写真やデータ

特に大切なのは、直前になって慌てないよう、日々の記録を習慣化しておくことです。確定申告の完全ガイドで紹介している基本の流れと合わせて、記録の習慣がすべての土台になります。

マイナポータルアプリの設定は、確定申告の直前になって慌てて行うと、パスワードの再設定などで思わぬ時間を取られることがあります。余裕のある時期に一度ログインしておき、正常に使えるか確認しておくと安心です。

それでも不安な場合の選択肢

スマホだけで完結できるとはいえ、初めての確定申告は誰でも不安なものです。無理に一人で完璧を目指す必要はありません。

不安なときの選択肢
  • 税務署の相談窓口(無料)を予約して、画面を見せながら質問する
  • 確定申告シーズンに開催される、税理士による無料相談会を利用する
  • 周りの美容師仲間に、実際にどう進めたか聞いてみる
正直、最初は「絶対パソコンが無いと無理だ」と思い込んでいました。実際にスマホでやってみたら、思っていたより普通に完結して拍子抜けしたくらいです。レシートもその場で撮って記録できるので、むしろスマホの方が自分には合っていたと感じています。
— ひとりで頑張る美容師の実感

今日からできること

まずは、直近の売上・経費の記録を、実際にスマホだけで完結できるか試してみましょう。「意外とできる」という実感が、確定申告への不安を減らす一番の近道です。

今日からできること: 今日使った経費のレシートを1枚、スマホのカメラで撮影して記録してみてください。この一手間の積み重ねが、3月の負担を大きく軽くします。完璧な記録を目指すより、まず続けることを優先しましょう。
この記事のまとめ
  • マイナンバーカードとスマホがあれば、確定申告書の作成からe-Taxでの提出まで完結できる
  • 日々の売上・経費の記録は、むしろスマホの方が向いている
  • 大量データの一括確認や細かい数字の見直しは、パソコンの方がやりやすい場面もある
  • 事前にマイナンバーカード・マイナポータル・1年分の記録・控除証明書を準備しておく
  • 不安な場合は税務署の無料相談窓口や税理士の無料相談会も活用できる
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よくある質問

Q. スマホだけで確定申告書は本当に作成できますか?

できます。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」はスマホのブラウザに対応しており、マイナンバーカードがあればe-Taxでの提出まで完結できます。

Q. マイナンバーカードが無くてもスマホで申告できますか?

e-Taxでの電子提出にはマイナンバーカードが必要です。無い場合は、作成した申告書を印刷して郵送・窓口提出する方法もあります。申告書の作成自体はマイナンバーカードが無くてもスマホで進められます。

Q. スマホでの入力は面倒ではないですか?

日々の売上・経費の記録程度であれば、むしろスマホの方が手軽です。まとまった申告書作成の段階だけ、パソコンや大きい画面を借りるという組み合わせもおすすめです。

Q. 会計ソフトのアプリは必須ですか?

必須ではありませんが、日々の記録を貯めておけるアプリを使うと、3月の集計がぐっと楽になります。サロンのアプリ選びと使い分けも参考にしてください。

Q. 白色申告でもスマホだけで完結できますか?

できます。白色申告は青色申告に比べて必要な帳簿が簡易なため、スマホでの対応はむしろしやすい傾向があります。白色申告のやり方もあわせてご覧ください。

Q. スマホの機種が古くても対応できますか?

基本的なブラウザ機能があれば申告書の作成自体は可能ですが、マイナンバーカードの読み取り(NFC)に対応していない機種もあるため、e-Taxでの提出を予定している場合は事前に確認しておくと安心です。

Q. 通信環境が不安定な場所でも作業できますか?

入力途中でも一時保存できる仕組みが用意されていることが多いですが、電波の不安定な場所での長時間作業は避け、Wi-Fi環境がある場所でまとめて進めるのがおすすめです。作業前にバッテリー残量も確認しておくと安心です。

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・仕様の詳細は各提供元や専門家の最新情報をご確認ください。