業務委託サロンのスタッフ退店顧客・予約を安全に引き継ぐ手順
スタッフの退店が決まったとき、オーナーが急いでアカウントを削除すると、担当顧客や今後の予約まで追えなくなることがあります。反対に、ログインを残したままにすれば、退店後も店舗情報へアクセスできる状態が続きます。
必要なのは、顧客と今後の予約は後任へ移し、過去の売上・精算履歴は元スタッフ名義で残し、最後にアクセスを止める順序です。
2〜5名の業務委託サロンでは、一人の退店でも予約枠、顧客連絡、報酬確定へ影響します。感情的な行き違いがある場面ほど、誰が何をいつ確認するかを手順にしておくことが、顧客と残るスタッフを守ります。
退店日が決まったら最初に確認すること
| 確認項目 | 決める内容 | 担当 |
|---|---|---|
| 契約 | 予告期間、顧客情報、精算、返却物 | オーナー・本人 |
| 今後の予約 | 本人対応、後任、変更連絡 | 受付・管理者 |
| 顧客担当 | 店舗引継ぎ、本人管理、連絡可否 | 契約に沿って判断 |
| 最終精算 | 売上、店販、報酬、調整項目 | 管理者・本人 |
| アクセス | 停止日時、端末、共有パスワード | 管理者 |
契約面は業務委託契約で確認したい項目、契約終了時の考え方は業務委託契約を終了するときの対応も確認してください。個別事案の法的判断は専門家へ相談してください。
引き継ぎはこの順番で行う
予約枠の共有は業務委託サロンの予約枠共有も参考になります。

やってはいけない3つの処理
- 先にアカウントを削除する:予約や担当関係の確認前に消すと、誰へ連絡すべきか分からなくなる。
- 過去売上の名義を後任へ変える:月末精算や実績確認の根拠が崩れる。
- 共有IDを使い続ける:退店後のアクセスを個別に止められず、操作した人も追いにくい。
スタッフごとに個別アカウントを持たせ、管理者が店舗所属を管理する方が安全です。顧客情報の扱いは顧客情報を預かる責任も確認してください。
Salon Oneで退店処理を行う場面
Salon Oneの店舗管理では、管理者が退店対象スタッフと引継ぎ先を選び、担当顧客と今後の予約を後任へ移す運用ができます。過去の売上・精算履歴は元スタッフ名義のまま残すため、月末確認の根拠を保てます。
実行前には、対象となる顧客数と今後の予約件数を確認し、本人・後任・受付担当で認識を合わせてください。システム上の移管だけで顧客への説明が完了するわけではありません。
退店後の1週間で確認すること
処理後は、後任の予約表に対象予約が表示されるか、顧客からの返信が旧担当だけに届いていないか、最終精算の修正が残っていないかを確認します。連絡漏れがあれば、店舗から顧客へ個別に案内します。
独立・移籍する本人側の案内は独立・移籍時のお客様への伝え方を参考にしつつ、契約と合意の範囲内で進めてください。
- 退店前に契約、今後の予約、顧客担当、最終精算、アクセス停止日を確認する。
- 顧客と未来の予約を後任へ移してから、店舗へのアクセスを止める。
- 過去売上・精算履歴は元スタッフ名義で残し、確認根拠を保つ。
- 共有IDを避け、スタッフごとの個別アカウントで権限を管理する。
- Salon Oneでは対象人数と予約件数を確認しながら退店・引継ぎ処理ができる。
スタッフが入れ替わっても、予約と履歴を止めない
Salon Oneで顧客・予約・売上をスタッフ単位につなげ、店舗側で引継ぎを管理できます。まずゲスト体験で基本画面を確認し、スタッフ招待や実運用は無料登録から始められます。必要な有料機能は申込画面で確認してください。
無料ではじめるよくある質問
Q. 退店スタッフのアカウントはすぐ削除してよいですか?
顧客、今後の予約、未会計、最終精算の確認前に削除するのは避けてください。引継ぎ完了と停止日時を確認してから権限を外します。
Q. 過去の売上も後任スタッフへ移しますか?
通常、過去の施術・売上は元スタッフの実績と精算根拠として残し、今後の予約と担当顧客を後任へ引き継ぐ方が履歴を追いやすくなります。
Q. 顧客は必ず店舗に引き継げますか?
契約内容、顧客情報の取得経緯、本人との合意などで扱いが異なります。一律に断定せず、契約と利用目的を確認し、必要に応じて専門家へ相談してください。
Q. 共有IDでも退店対応はできますか?
共有IDでは特定スタッフだけのアクセス停止や操作履歴の確認が難しくなります。スタッフごとの個別アカウント運用を推奨します。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・仕様の詳細は各提供元や専門家の最新情報をご確認ください。