業務委託サロンの顧客カルテ共有ルール2〜5名で決める閲覧範囲
顧客カルテを全員で見られるようにすれば引継ぎは楽になりますが、必要のない生活情報や施術写真まで無制限に共有する運用は避けたいものです。一方、担当者しか見られない状態では、急な休みや担当変更のときに必要な施術情報を確認できません。
2〜5名の業務委託サロンでは、店舗で共有する顧客と個人で担当する顧客が混在しやすくなります。システムを入れる前に、誰が・何の目的で・どこまで見るかを店舗ルールとして決めることが重要です。
カルテ情報を3段階に分ける
| 区分 | 例 | 扱い方 |
|---|---|---|
| 店舗で共有 | 予約、担当者、施術メニュー、薬剤履歴、注意点 | 接客・施術に必要な人が確認 |
| 担当者中心 | 細かな好み、会話メモ、提案予定 | 目的と必要性を決めて記録 |
| 原則記録しない | 施術に不要な私生活情報、憶測、評価 | 便利そうでも保存しない |
記録項目の基本は美容師の顧客カルテで残す項目、情報が分散する問題はカルテが散らばる機会損失も参考になります。
閲覧範囲は担当変更の場面から逆算する
急な欠勤、予約変更、ヘルプ、退店など、別のスタッフが対応する場面を一つずつ挙げます。その場面で本当に必要な情報だけを店舗共有にすると、何でも見られる状態と、何も引き継げない状態の両方を避けやすくなります。
- 予約日時と担当者を確認できる
- 過去の施術内容と注意点を確認できる
- 変更内容を同じカルテへ追記できる
- 不要になったアクセスを停止できる
退店時の整理はスタッフ退店時の顧客・予約引継ぎも確認してください。

利用目的と安全管理を店舗ルールへ落とす
個人情報保護委員会のガイドラインでは、個人情報の利用目的をできる限り具体的に特定することや、従業者への教育、物理的・技術的な安全管理措置などが示されています。顧客情報を扱うスタッフへ、閲覧目的、端末ロック、パスワードの使い回し禁止、退店時のアクセス停止を周知します。
法令や店舗ごとの契約に関する最終判断は、個人情報保護委員会のガイドラインなど最新の一次情報を確認し、必要に応じて専門家へ相談してください。
共有前に顧客管理の画面を確認する
Salon Oneのゲストモードでは、サンプルデータで顧客・予約・カルテ画面を無料で確認できます。入力は保存されません。実際の顧客情報を保存する場合は登録後に、最新の利用条件と店舗の共有ルールを確認してください。
無料で画面を試す共通IDを使わず、一人ずつアカウントを分ける
共通IDでは、誰がカルテを見たか、誰が追記したかを区別しにくくなります。スタッフ本人のアカウントで店舗へ参加し、加入・退店時にアクセスを見直せる運用にします。
Salon Oneで個人アカウントを店舗へ案内する流れはスタッフ招待手順で解説しています。権限の範囲は画面の説明と店舗方針を合わせ、必要以上に広げないでください。
月1回、閲覧者と記録項目を見直す
スタッフの加入・退店、担当変更、提供メニューの変更があれば、閲覧者と記録項目も変わります。月末締めと同じタイミングで、在籍スタッフ、共有対象、不要なテストデータ、個人端末へ残した情報がないかを確認します。
完璧な規程を作って終わりではなく、実際の引継ぎで足りなかった情報と、記録しても使わなかった情報を見直し、必要最小限へ整え続けることが大切です。
- カルテを店舗共有、担当者中心、記録しない情報の3段階に分ける。
- 急な欠勤や担当変更で必要な情報から閲覧範囲を決める。
- 利用目的、端末ロック、退店時のアクセス停止を店舗ルールにする。
- 共通IDを避け、スタッフ本人のアカウントで利用する。
- 加入・退店・担当変更に合わせて閲覧者と記録項目を見直す。
共有しすぎず、引継ぎに困らないカルテへ
無料ゲスト体験ではサンプルデータで顧客・予約・カルテ画面を確認できます。入力内容は保存されません。実際の顧客情報を保存し、複数人で運用する場合は登録と最新の機能・料金条件をご確認ください。
3名で試してみるよくある質問
Q. 顧客カルテはスタッフ全員へ共有すべきですか?
一律に全情報を共有するのではなく、予約・施術・引継ぎに必要な範囲を決めます。担当者中心で扱う情報や、そもそも記録しない情報も分けてください。
Q. 共通のIDとパスワードを使ってもよいですか?
誰の操作か分かりにくく、退店時のアクセス管理も難しくなるため、スタッフ本人の個人アカウントを使う運用が適しています。
Q. 会話内容はすべてカルテに残すべきですか?
施術や次回接客に必要な内容へ絞り、憶測や評価、施術に不要な私生活情報は記録しないルールをおすすめします。
Q. Salon Oneのゲスト体験へ顧客情報を入力してよいですか?
ゲスト体験はサンプル画面の確認用で、入力は保存されません。実在する顧客情報ではなく、確認用データで操作してください。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・仕様の詳細は各提供元や専門家の最新情報をご確認ください。