「あれば良さそう」を、全部は作らない
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Salon Oneについて

「あれば良さそう」を、全部は作らない

アプリを運営していると、「こんな機能があれば便利では」というアイデアは次から次へと出てきます。使ってくださる方からの要望、競合サービスにある機能、思いつきの改善案——挙げていけばきりがありません。それでもSalon Oneでは、思いついたものを全部作る、ということはしていません。

この記事では、機能を増やさないという判断に、どんな考え方があるのかをお伝えします。多機能であることが必ずしも良いことだとは限らない、という視点を共有できればと思います。

個人事業主の美容師がひとりで抱える仕事

業務委託やシェアサロンで働いていた頃、使っていたアプリやサービスの中には、機能はたくさんあるのに、結局どこに何があるのか分からず、使いこなせないまま放置してしまうものがありました。機能が多いことは、必ずしも使いやすさにはつながりません。この記事は、そうした「機能は多いのに使いこなせない」というもどかしさを経験したことがある方に向けて書いています。

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機能が増えるほど、使う人は迷う

ひとつのアプリに機能を増やしていくと、その分だけ設定項目やメニューも増えていきます。作る側からすれば「選べる幅が広がって便利になった」と感じるかもしれませんが、使う側からすると「どこに何があるのか分からない」「この設定は自分に必要なのか判断できない」という負担が増えていきます。

機能が多いアプリでよくある声
  • 使いたい機能がどこにあるのか、探すのに時間がかかる
  • 設定項目が多すぎて、何をどう決めればいいのか分からない
  • 結局、一部の機能しか使いこなせないまま放置してしまう

こうした経験を振り返ると、機能の数が多いこと自体が価値なのではなく、「必要な機能に、迷わずたどり着けること」のほうが、実際の満足度に直結していると感じます。

機能を追加する前に、必ず考えていること

Salon Oneに新しい機能を追加するかどうかを判断するとき、いくつか必ず考えていることがあります。

1
ひとりで頑張る美容師の、具体的などの場面で使うのか『あれば便利』ではなく、実際の業務のどの瞬間に必要とされるのかを具体的に思い描く。
2
既存の機能で代用できないか新しい機能を作る前に、今ある機能の使い方や見せ方の工夫で解決できないかを検討する。
3
増やすことで、他の機能が使いにくくならないかひとつの機能を足すことで、画面全体や操作全体が複雑にならないかを確認する。
ポイント: 「作れるかどうか」ではなく「本当に必要とされていて、増やしても迷いを生まないか」を基準にしています。
機能を追加する前に、必ず考えていること

要望をすべて機能にしないことも、誠実さのひとつ

使ってくださる方から寄せられる要望の中には、その方にとっては切実でも、多くの美容師にとっては当てはまらないものもあります。すべての要望をそのまま機能にしてしまうと、アプリ全体が特定の使い方のために複雑化し、結果として多くの方にとって使いにくいものになってしまいます。要望をいただいたときに、そのまま実装するのではなく、「本当にこれが多くの人にとって必要か」を一度立ち止まって考えることも、使う人全体への誠実さだと考えています。目の前の一件の要望に応えることと、全体の使いやすさを守ることの間で、常にバランスを取ろうとしています。

機能を絞ってきたからこそ、今の形がある

顧客カルテ、カウンセリングシート、売上管理、経営分析、AI SNS集客、ホットペッパー掲載サポート、確定申告サポート、LINE公式連携、請求書作成——これらの機能は、思いついたものをすべて実装した結果ではなく、「ひとりで頑張る美容師の一連の業務をカバーする」という軸のもとで、必要なものだけを選び取ってきた結果です。この軸から外れるアイデアがどれだけ魅力的に見えても、いったん立ち止まって『本当に必要か』を確認する習慣が、今のシンプルさを保っています。

軸で選ぶ『ひとりで頑張る美容師の業務をカバーする』という軸で機能を選ぶ
迷いを減らす機能を絞ることで、使う人が迷わない画面を保つ

『やらないことリスト』を持つということ

機能開発の会議では、「これを作る」というリストと同じくらい、「これはあえて作らない」というリストを大切にしています。多店舗管理、スタッフの労務管理、外部予約サイトとの連携——これらは技術的に作れないわけではありません。ですが、対象を『ひとりで頑張る美容師』に絞っている以上、優先度を上げないと決めています。

1
『作れるもの』と『作るべきもの』を分ける技術的な可否ではなく、対象に本当に必要かどうかで判断する。
2
あえて作らないことを、隠さず伝える『やらないこと』を明確にすることで、使う人に誤解を与えない。

これからも、増やす勇気より絞る勇気を

アプリを成長させようとすると、機能を増やす方向に気持ちが向きやすいものです。それでもSalon Oneは、これから、Salon Oneが目指すことでお伝えしている通り、流行りの機能を追いかけるのではなく、今すでにある機能を、より使いやすく、より確実なものに育てていくことを大切にしていきます。増やす勇気だけでなく、あえて増やさない勇気も、Salon Oneらしさのひとつだと考えています。派手な新機能の発表よりも、今ある機能がより使いやすくなったという小さな改善の積み重ねを、これからも大切にしていきます。

この記事のまとめ
  • 機能が増えるほど、使う人にとっては『どこに何があるか分からない』という負担が増えていく
  • 新しい機能を追加する前に、具体的な使用場面・既存機能での代用可否・全体の複雑化を必ず検討している
  • すべての要望をそのまま機能にしないことも、使う人全体への誠実さのひとつと考えている
  • 現在の機能は『ひとりで頑張る美容師の業務をカバーする』という軸で選び取ってきた結果
  • 機能を増やす勇気だけでなく、あえて増やさない勇気も大切にしている
Salon Oneで仕事を仕組み化して軽くする

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よくある質問

Q. 要望を送っても、機能として実装されないことはありますか?

はい。すべての要望をそのまま実装するのではなく、多くの方にとって本当に必要かを検討したうえで判断しています。

Q. 機能が少ないと感じることがあるのはなぜですか?

機能を増やすことよりも、既にある機能を使いやすく確実なものにすることを優先しているためです。

Q. 今後、大きく機能が増える予定はありますか?

『ひとりで頑張る美容師の業務をカバーする』という軸に沿うものであれば、必要に応じて増やしていく方針です。

Q. 自分だけの要望でも、伝えてよいのでしょうか?

もちろんお伝えください。多くの方に共通する悩みかどうかを判断する材料として、個別の要望も大切にしています。

Q. 既存の機能の使い方を工夫することで解決できる場合、教えてもらえますか?

はい。新しい機能を作る前に、既存の機能でできることがあれば、アプリ内の窓口などでご案内できる場合があります。

Q. 『やらないこと』は、どこかで確認できますか?

紹介ページやよくある質問で、実装していない機能については正直にお伝えするようにしています。ご不明な点はお問い合わせください。

Q. 機能が少ないことで、他のツールとの併用が必要になりませんか?

業務によっては、他のツールと併用したほうが良い場合もあります。無理にすべてを一つにまとめることより、それぞれの得意分野を活かすことも大切だと考えています。

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・仕様の詳細は各提供元や専門家の最新情報をご確認ください。