画面をシンプルに保つ、というこだわり
新しい機能を追加するたびに、画面はボタンや設定項目でどんどん複雑になっていく——多くのアプリが避けられずに抱える課題です。Salon Oneは、機能を増やす判断そのものにも慎重ですが、それ以上に「画面をどう見せるか」にもこだわり続けています。
この記事では、なぜシンプルな画面にここまでこだわっているのかをお伝えします。地味に聞こえるかもしれませんが、機能そのものと同じくらい大切にしている部分です。
施術の合間、あるいは営業後の疲れた時間に、業務用のアプリを開くことは多いはずです。そんなときに、どこに何があるか分からず迷ってしまうと、それだけで小さなストレスが積み重なります。この記事は、その小さなストレスをできるだけ無くしたい、という思いから書いています。
『使える』と『使いやすい』は違う
機能として「できる」ことと、実際に「迷わず使える」ことの間には、大きな距離があります。多機能なアプリほど、この距離が開きがちです。目的の機能にたどり着くまでに何度もタップしたり、似たような設定項目がいくつも並んでいたりすると、「使える」はずの機能が、実質的には「使われない」機能になってしまいます。せっかく開発した機能が誰にも使われないというのは、作る側にとっても、使う側にとっても、もったいないことです。
- メニューの階層が深く、目的の画面にたどり着くまでに時間がかかる
- 専門用語や説明不足で、何をする機能か直感的に分からない
- 似たような設定項目が複数あり、どれを触ればいいか迷う
シンプルさを保つために、意識していること
Salon Oneの画面設計では、次のようなことを意識しています。

機能を絞ることと、画面をシンプルにすることは別の話
機能を絞ること自体は、「あれば良さそう」を、全部は作らないで触れています。ですが、機能を絞っても、その見せ方が雑であれば、結局は使いにくいアプリになってしまいます。機能の数を抑えることと、その機能をどう見せるかは、どちらも欠かせない、別々の努力です。
美容師としての経験が、画面作りにも生きている
約15年、正社員から業務委託、シェアサロンへと働き方を変えていく中で、慣れないエクセルと格闘した経験があります。使いこなせない表計算ソフトを前に、「もっとシンプルに、直感的に触れるものがあれば」と何度も感じてきました。Salon Oneの画面作りには、その原体験が色濃く反映されています。専門知識がなくても、直感的に触れる画面であることを、機能の豊富さよりも優先しています。誰よりも自分自身が、シンプルで分かりやすい画面を求めていた張本人だからです。
『引き算』の設計を、意識的に行う
画面を作るときは、「何を足すか」より「何を引くか」を先に考えるようにしています。新しい情報を追加したくなったときほど、一度立ち止まり、「これは本当に、今この画面で見せるべきものか」を問い直します。良かれと思って足した情報が、結果的に一番大事な情報を埋もれさせてしまうことは少なくありません。
- 本当に大事なボタンが、他の要素に埋もれて目立たなくなる
- 説明文を増やしすぎて、逆に読む気を削いでしまう
- 選択肢が増えすぎて、決めるまでに時間がかかるようになる
これからも、シンプルさを削らずに機能を育てる
機能を増やしていく中でも、この「迷わず使える」というシンプルさだけは犠牲にしたくないと考えています。新しい機能を追加する際には、必ず「これによって既存の画面が複雑にならないか」を確認するようにしています。忙しい日々の合間に開くアプリだからこそ、そこで新たな迷いや負担を生まないことを、これからも大切にしていきます。機能の豊富さで比較されるより、日々のストレスの少なさで選ばれ続けるアプリでありたいと考えています。
- 機能として『できる』ことと、実際に『迷わず使える』ことの間には大きな距離がある
- 一番使う機能を目立つ場所に置き、専門用語を避け、初期状態で使える設計を意識している
- 機能を絞ることと画面をシンプルにすることは別の努力であり、どちらも欠かせない
- 美容師時代にエクセルで苦労した原体験が、シンプルな画面作りの根底にある
- 新しい機能を追加する際も、既存の画面が複雑にならないかを必ず確認している
よくある質問
Q. 機能が少ないから画面がシンプルなだけではないですか?
機能を絞ることと画面の見せ方は別の努力です。同じ機能数でも、見せ方次第で使いやすさは大きく変わります。
Q. 細かい設定を自分好みに変えたい場合はどうすればいいですか?
初期状態でも使えるようにしつつ、必要な範囲で設定を変更できるようにしています。
Q. パソコンが苦手でも使えますか?
専門知識がなくても直感的に触れることを意識して設計しているため、パソコンやアプリの操作に不慣れな方でも使いやすいはずです。
Q. 画面が使いにくいと感じた場合、どこに伝えればいいですか?
アプリ内の窓口や公式のSNSアカウントからお伝えください。実際の使い勝手に関する声は、画面改善の重要な材料にしています。
Q. 今後、画面のデザインは大きく変わる予定はありますか?
見た目が変わることはあっても、『迷わず使える』というシンプルさの軸は変えないつもりです。
Q. 画面設計で、情報を『引く』判断はどうやって行っていますか?
新しい情報を足す前に、今の画面で本当に必要な要素かどうかを都度問い直すようにしています。迷ったときは、情報を減らす方向を優先します。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・仕様の詳細は各提供元や専門家の最新情報をご確認ください。