客単価が上がらない、メニュー数を疑ってみる
お役立ちガイド / 客単価
客単価

客単価が上がらない、メニュー数を疑ってみる

提案の言葉を工夫しても、料金を見直しても、なかなか客単価が上がらない——そんなとき、メニューの中身そのものではなく、メニューの「数」に目を向けたことはありますか。選択肢が多すぎることが、かえってお客様の選びやすさや単価の伸びを妨げていることがあります。

この記事では、メニュー数という切り口から、客単価が上がらない原因を見直す視点を整理します。値上げや提案の工夫だけでは伸びなかった数字が、動き出すきっかけになるかもしれません。

個人事業主の美容師がひとりで抱える仕事

客単価を上げようと、新しいメニューを追加したり、既存のメニューを細分化したりしているうちに、気づけばメニュー表がどんどん複雑になっていた——そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。良かれと思って増やしたはずのメニューが、実は逆効果になっていることもあります。この記事が、メニュー構成を見直すきっかけになればと思います。

登録なし・1秒で試せるデモ画面はこちら サロンワンの売上・客単価の管理を、登録なしで今すぐ体験(ゲストモード・保存はされません) 体験してみる →

メニューが多いと、何が起きるか

メニューの選択肢が多すぎると、お客様は「どれが自分に合っているか」を判断するのに時間がかかり、迷った末に一番分かりやすい、つまり一番安いメニューを選んでしまう傾向があります。選択肢の多さが、必ずしも単価アップにつながるとは限りません。

メニューが多いことで起きやすいこと
  • お客様がメニュー表を見て、選ぶこと自体に疲れてしまう
  • スタッフ側も、どのメニューをどう説明すればいいか整理しきれていない
  • 結局、一番分かりやすい定番メニューばかりが選ばれる

メニュー数を見直す、3つの視点

メニューを整理する際は、次の視点で見直してみると、単価アップにつながる構成が見えてきます。

1
過去半年の予約データで、選ばれた回数を確認するほとんど選ばれていないメニューがないか振り返る。
2
似た内容のメニューをまとめる内容がほぼ同じで名前だけ違うメニューは、統合を検討する。
3
『おすすめ』を明確にする選択肢を減らすのではなく、最初に見せる順番や強調で、選びやすさを作る。
ポイント: メニューの数を単純に減らすだけでなく、『何を先に見せるか』を整理するだけでも、選ばれ方は大きく変わります。
メニュー数を見直す、3つの視点

選択肢を絞ると、単価が上がる理由

選択肢が少なくなると、お客様は比較にかける時間が減り、スタッフの説明もシンプルになります。結果として、価格の安さではなく、内容の納得感で選んでもらいやすくなります。松竹梅のように3段階程度に整理されたメニュー構成は、真ん中のメニューが選ばれやすいという傾向もよく知られています。

メニュー数と客単価の関係を、数字で確認する

感覚だけでメニューを増減させると、良くなったのか悪くなったのか判断がつきません。メニューを整理する前後で、客単価や各メニューの選ばれた回数を比較してみることが大切です。自分の数字は高い?低い?美容師が見るべき客単価の相場もあわせて確認し、自分のサロンの立ち位置を把握したうえで整理を進めると判断しやすくなります。

オプションで単価を上げる、という選択肢もある

メインのメニュー数は絞りつつ、トリートメントや部分パーマなどのオプションで単価を調整するという方法もあります。メニュー自体を複雑にせず、必要なお客様にだけ追加提案をする形であれば、選びやすさを保ったまま単価アップを狙えます。オプションメニュー、押し売りに見えずに提案するには?も参考になります。

スタッフがいる場合は、説明のしやすさも確認する

ひとりで運営している場合でも、将来的にスタッフを雇う可能性がある方は、メニューの説明のしやすさという視点も持っておくと良いでしょう。メニュー数が多く複雑なままだと、自分以外の人が正確に説明するのが難しくなり、単価にもばらつきが出やすくなります。シンプルなメニュー構成は、将来的な運営の広がりにも対応しやすい土台になります。

整理した結果を、記録して振り返る

メニューを整理したら、それで終わりにせず、実際に客単価や選ばれ方がどう変化したかを継続して振り返ることが大切です。感覚的に「良くなった気がする」で終わらせず、数字で確認することで、次の見直しの判断材料になります。

Salon Oneの売上管理では日々の売上から客単価を自動計算でき、経営分析ではメニュー別の傾向も確認できます。メニュー整理の前後で数字を比較しながら、無理のない範囲で単価アップにつながる構成を見つけていくことができます。

この記事のまとめ
  • メニューの選択肢が多すぎると、お客様は迷った末に安いメニューを選びがちになる
  • 予約データでの選ばれた回数の確認、似たメニューの統合、おすすめの明確化が見直しの視点
  • 選択肢を絞ると比較にかかる時間が減り、内容の納得感で選ばれやすくなる
  • メニュー整理の前後で客単価や選ばれた回数を比較し、感覚ではなく数字で判断する
  • メインのメニュー数は絞りつつ、オプションで単価を調整する方法もある
Salon Oneで仕事を仕組み化して軽くする

メニュー整理の効果を、数字で振り返る

Salon Oneの売上管理では客単価を自動計算でき、経営分析ではメニュー別の傾向も確認できます。メニュー構成を見直す判断材料に活用できます。

無料ではじめる

よくある質問

Q. メニューはどのくらいの数に絞ればいいですか?

決まった正解はありませんが、お客様が選びやすい3〜5個程度の主要メニューに整理し、細かい要望はオプションで対応する形が検討しやすいです。

Q. メニューを減らすと、お客様の選択肢が狭まって不満につながりませんか?

極端に減らしすぎると起こり得ますが、似た内容のメニューを統合する程度であれば、むしろ選びやすさが増して満足度が上がることもあります。

Q. 新規客とリピーターで、見直す視点は変わりますか?

新規客には分かりやすさ、リピーターには選択の幅を残すなど、客層によって優先すべき視点が変わることがあります。

Q. 面貸し・業務委託でも、メニュー数の見直しはできますか?

自分の裁量でメニューを決められる場合は可能です。所属先のルールがある場合は、事前に確認してから進めてください。

Q. メニューを整理した効果は、どのくらいの期間で見ればいいですか?

数ヶ月単位で客単価や選ばれ方の変化を追うことをおすすめします。短期間の数字だけで判断すると、季節要因などに左右されることがあります。

Q. メニュー表そのもののデザインも見直したほうがいいですか?

数を整理したうえで、見やすい順番やレイアウトに整えると、さらに選びやすさが増すことがあります。

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・仕様の詳細は各提供元や専門家の最新情報をご確認ください。